西澤 ロイさん プロフィール

【にしざわ ろい】

英語力コンサルタント、心理カウンセラー、作家。
1977年生まれ。獨協大学英語学科卒業。
TOEIC満点(990点)、英検4級。
1年間のアメリカ留学経験あり(ジョージア州)。

元々は英語が全く話せなかったが、大学で言語学に出会い、一気に上達する。
たくさんの壁にぶつかりながら、TOEICで満点が取れるまで上達した経験と言語学や脳科学、心理学などの専門知識などを組み合わせて英語の指導をしている。

また、ライフワークとして、「コトバの宇宙探検家」というキャッチフレーズで、英語だけに留まらず、様々なコトバとその背後にあるものを探究している。
例えば、ことだま、心理学(無意識の言葉)、西洋占星術(星の言葉)、成功哲学(偉人の言葉)など。
著書に『頑張らない英語学習法』(あさ出版)、『英語を「続ける」技術』(かんき出版)。

 西澤ロイのブログ『コトバの宇宙探検家』 

インタビュー(著者と読者を結ぶ架け橋)

メルマガに『英語を「続ける」技術』を取り上げてくれたコラムニスト・えちごゆうさんから著者の西澤さんへインタビューさせていただきました。
   
・・・西澤ロイさん
・・・メルマガ・コラムニスト えちごゆうさん
   
ロイさんが、英語に興味を持ったきっかけは何? それはいつですか?

もともと言語は好きでしたので英語にも興味はありました。
ですが、中学の英語の授業で、最初の頃は全くワケが分からず、最初の中間試験のときに It's not hot. という英文の意味さえも分からない(!)ところからのスタートでした。


その後、学校英語ではまあまあ良い点が取れるようになりましたが、英語を話すことが全くできなかったので、いつか話せるようになりたいという気持ちが強かったですね。ですから、ちゃんと英語ができるようになりたいと思って、大学は英語学科に進学しまして、それが大きな転機になりました。

"「まずは興味を持ち続けること」を目標に"と英語を楽しむことの大切さを伝えていらっしゃいますが、ロイさんにとっての「英語の楽しさ」は何ですか?

以前と今とでは、全く違うものに英語の楽しさを見出しています。
大学生で必死に学んでいたときには、「英語の考え方」が分かることが楽しかったですね。高校までの私は、多くの方が暗記しているのと同じように、例えば on を「~の上に」などと訳していたり、「続く」という意味もある(例:go on)などと暗記していました。

 

でも、on はそもそも「接触」を表すので、だから「上」という意味にもなるし、スイッチが「ON」という意味合いにもなるし、スイッチが「ONのまま」だと「続く」ことにもなるんだ、という風にイメージや考え方が分かると知識がつながるんです。


そうすると、すごく納得感があって面白いし、また、余計な暗記をしなくて済むようにもなります。またそうやって理解したものは忘れないので、一石三鳥の効果があります。ですから、そうやって英語を「考え方」のレベルから理解することが楽しかったですね。

 

今では、英語を通じて「物事の本質」について考えることがとても楽しいですし、英語の考え方を教えることも楽しいです。日本語と英語は考え方が大きく違いますので、そこでつまづいてしまっている方が非常に多いんです。


ですから、その根本的な違いを納得していただけて、「数十年来の疑問が解消しました!」なんて言っていただけると本当に嬉しいです。

英語が上達するまでに多くの壁があったでしょうが、潜在意識を味方になるためのロイさん自身これまで印象深いイメージングは、どんなものですか?

特に「イメージング」をしていたわけではありませんが、潜在意識を味方につけるために良かった行動があったとしたら、好奇心を持ち続けたということだと思います。

たくさんの本を読んだりもしましたし、英語漬けに近い生活は何年もやりました。
そうやって問い続けたからこそ、良質な答え(につながる人や本などとの出会い)が得られたのだと思います。

現在は英語力コンサルタント・作家・心理カウンセラーほか、幅広く活動をされてますが、学生時代はどのような将来を描いてましたか?

正直言って、全く分からなかったですね(笑)

大学を選ぶときには、自分が将来何をやりたいかが分かりませんでした。
ですから、英語(学科)を選んだのは直感というか、英語が好きで、できるようになりたかったということに尽きます。

 

そして、大学では英語ができるようになるために必死に勉強しました。
その結果、英語ができるようにはなったんですが、同時に「英語はツールに過ぎない」ということも痛感しました。


ですので、英語だけではダメだと思い、コンピュータを学びに1年間、アメリカ留 学をして、結局SEとして就職しました。ですから、将来像などは何も持っていませんでしたね。

 

因みに、就職時には「ずっとこの会社で勤め上げるのかな」と思っていましたが、それも勘違いでした(笑)
8年勤めてみて、「自分は会社員に向いていなかった!」と気づきましたから。

今でも1年後の自分がどうなっているか、全く想像できません。

英語が全く話せないところから、TOEICで満点を取るまでになり、人生において具体的にどのような嬉しい変化が起こりましたか?

「英語というスキル」として言えば、教えることが仕事になったことと、本を出すことができたことですね。それによって、人に喜んでいただけるというのは本当に嬉しい事です。

 

もっと大きなレベルで言えば、一番大きい変化は世界が大きく広がったことだと思います。会話・仕事・調べものなどを英語でもできますので、手の伸ばせる世界が広がりました。また、留学をして、現地の学生やたくさんの留学生と交流したことにより、自分の中の「常識」がかなり変わり、いろんなことを受け止められるようになったと思います。

 

例えば、車の中で料理をするアメリカ人女性を見たときには最初ビックリしました。

その人は、後ろ座席に座ってニンジンの皮をむいていたんですが、車の中で料理する人って、なかなか日本にはいないと思うんですよ。「そういうことを別にやったっていいんだ」という風に、自分の発想を縛っていた常識のようなものをたくさん取り外すことができました。

英語学習に終わりはないとのこと。現在も自分の英語を学ぶプロセスを大切にされてますが、上達した現在は、プロセスの中で一番何を味わい、大切にされてますか?

2つあるのですが、既に持っている「英語に関する知識」を整理してシンプルにすることと、それを別の知識とつなげることです。英語を人に教えることや、本や記事などを執筆することで、まず、自分で理解していると思っていたものを見直すことができます。 そこで、余計なものが削ぎ落とされて、シンプルになるんですよね。

 

そうすると、それが別の知識とつながって、英語の理解がさらに深まることもありますし、私は「コトバの宇宙」と呼んでいるのですが、宇宙(の仕組み)に対する理解が深まることもあります。

 

また、つなげるという意味では、『英語を「続ける」技術』は、脳科学や心理学を英語とつなげることによって、英語学習が成功する確率を大きく高めようという提言ですよね。

「続ける」ために、自分で自分を認める大切さを本書で伝えてますが、ロイさんが日頃よく使う自分を労い褒める言葉はどんな言葉ですか?

私の場合、言葉よりも、ビールなどのお酒でねぎらっている気がします。

英語によっていろいろ「世界が広がった」感覚を経験されておられると思いますが、最近の出来事では、英語上級者であったからこそ経験できた嬉しいことは何ですか?

先日、新しく出版する本のタイトルの英訳を考えてくれないかという依頼をいただきました。その本は『小さいおじさんと友だちになれる本』というタイトルだったのですが(笑)、 英語タイトルを3パターン考えて提案したところ、非常に喜んでいただけました。

 

以下の3つだったのですが、実際には2番が採用された模様です。
1.Becoming Friends with Fairy Uncles(友達になる!)
2.How to Find and Become Friends with Fairy Uncles
   (見つけて友達になる方法)
3.The Secrets of Fairy Uncles Revealed!(小さいおじさんの秘密を暴露!)

 

因みに、将来的にやりたいと思っていることは、英語圏での出版ですね。
その本が30ヶ国くらいに翻訳されて出ることが夢です。

ライフワークとして様々なコトバを探究をされてますが、今、一番大切にしている言葉があれば教えてください。

ウォルト・ディズニーの次の言葉です。
 【If you can dream it, you can do it!】

 

「やらない」ことって非常に簡単なんです。
だって、やらない理由をたくさん見つければいいだけですから。
それって、ものすごくラクですよね。

しかし、「やる」となると、非常に大きなエネルギーがいります。
「やり続ける」となると、本当に大変です。

でも、やることによって初めて感じられる喜びってありますよね。

自分が好きなことや、やりたいと思うこと、夢だと思うことをやり続けることで、そういう喜びでいっぱいの楽しい人生にしたいと思っています。

ブッククロッシングでは、1冊の本がつなぐ本や人との絆を今後もいろいろな活動を通じて広げていきたいと思っています。ブッククロッシングに、ひとこと応援メッセージを頂けますか?

本というものは、書き手は魂を込めて作るものだと思います。
たくさんの時間をかけて、たっぷりの想いがこもっています。

そして、読み手としても、気に入ったら何度も読みますし、たくさんの思い出が詰まっていたりします。

そんな本を大切にしてくださる活動って本当に素敵だなと思います。
どうもありがとうございます。