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玉城 ちはるさん プロフィール

【たまき ちはる】

1980年生まれ
広島県出身映画やドラマに楽曲を提供しながらTV、CM等に出演しラジオパーソナリティーやMCなどの活動もしている。
音楽や映像といったいろんな場所で表現し続け、「情景が浮かぶ」映画のワンシーンのような音楽作りをする、シンガーソングライターである。

19歳まで広島で過ごし2000年に上京。01年に『東京アクターズスタジオ』にて実践気を学び、ドラマやインディーズ映画を中心に活動をする。

TAMAKI CHIHARU OFFICIAL WEB SITEより

インタビュー

2008年フラワーフェスティバルのゲストでもある玉城ちはるさんに、ブッククロッシング広報の藤岡よりインタビューさせていただきました。

・・・玉城 ちはるさん
・・・BC広報・藤岡 恵理子
   
ブッククロッシングという活動は、ご存知でしたか?
いえ、初めて知りました。
お忙しいと思いますが、普段は、どういった本をよく読まれますか?
乙一さんの小説が好きで乙一さんの作品は全て読みました。
あとは絵本がすきです。文化放送さんの番組で昔話を朗読していたのもあり、小澤俊夫先生の再話された本や、絵本をみたりもします。また、日本の古い文化が好きなので、平安時代の言葉集とかいろんな方の詩集を読んだりします。
戦争に関するモノや1970年代の学生闘争の本なんかも読みますね。
書店で買う、図書館や友人から借りるなどとは、少し違う方法で、偶然に予期せぬ形で本と出会う。そんなドキドキ、ワクワクする感覚があるのですが、もし、そんな本を街のどこかで見つけたら、どうされますか?

私はよくカフェで本をよみます。コーヒー豆の煎った匂いを本がとても合うからです。
自宅でもコーヒーをドリップして音楽を流して本を読みます。
だから、本がたくさんおいてあるカフェなんかを偶然みつけると何時間でもいてしまいます。先日、とあるカフェにはいったら、とても素敵な絵本にあいました。


そんなとき思うんです。このカフェを選んだのは、私じゃないなぁって。
昔とても本が好きな友人がいってくれたことがあるんです。
私が本を選ぶんじゃなくて 本が私を選んでるんじゃないかって。
だから『あぁ、今自分の心をこの本はわかっていて、ここへ私を呼んだんだな って』
とても気に入れば 本屋さんにそのあと買いにいくこともあるのですが、基本的には『またきっとあえるよね』ってそう思ってわかれます。

音楽も本もその出会いが人生を大きく変えてしまうことがあると思います。大切にしている本は、どんな本ですか?

私が大切にしている本は、やはりファンのみなさんが誕生日プレゼントやなにかでくださったものです。本をプレゼントするってなんか素敵じゃないですか?
とくに大切にしているのは 4年前にいただいた「月の本」です。


私は月をモチーフにした楽曲も多く、月には特別な気持ちがあります。
きっと私以外にもそんな気持ちになる方がいるんじゃないでしょうか?
その本の帯にこう書いてあるのです。
「今宵 あなたは月の光に癒されたいですか?それとも乱されたいですか?」と。
とても大切にしている本です。

広島ご出身ということが、これまでの活動に影響していると感じることは、ありますか?

私は、もう4年目になりますが、ホストマザーをしています。これは私なりの平和活動。
先ほども書きましたが、戦争に関する本は様々なモノを読みました。
あたりまえですが、国によって第二次世界大戦に関する見解が違います。見る角度の問題もあると思います。私は広島出身。すごく戦争に関しては神経質というか、ナイーブです。(苦笑


やはり音楽家としては、歌を通して平和活動をできれば!とも思いますが、まるでイベントみたいに何かのときだけ「平和 平和」とイベントに出演し、唄う方を見て少し納得いかないところがあり、日々出来ること!ということで留学生支援、特にアジア圏(中国、香港、台湾、韓国)を始めました。その話はライブでもしますし、広島での水辺のコンサート(原爆ドーム向かいのステージ)をやることなど含め、やはり広島出身ということが自分のアイデンティティーにあるなぁと感じています。

女優、タレント、歌手と多方面でご活躍されていますが、「表現する」というお仕事の中で、いつも心掛けておられることやテーマはありますか?

なんでしょうか? “本気でぶつかる”ことでしょうか?
さきほどの留学生支援もそうですが、なんといいますか、器用に要領よく何かをこなすのは苦手です。歌手と女優業と二足のわらじみたいですが、自分の中では、いつでも体当たりでいっています。

今後の活動について、お聞かせください。
6月6日にマキシシングル「針と波紋」が全国リリースになります。
このマキシシングルには亡き父へむけてつくった曲「風になれば」が入っています。
待望の初オリジナル曲が4曲も収録されたCDになるので、せひ、全国主要都市で購入できますので、聞いて頂けたらと思います。
このインタビューを読んでいるブッククロッシングを楽しんでいる皆さんに応援メッセージをよろしくお願いします。
本はきっとその本を必要としている人のところへ長い年月をかけても出会いにいくと思う。
本屋さんは「本を買おう!」と感じなければ、なかなか行かなかったりする。
まぁ、そう思わせるところですでに本がその人を呼んでいると言うことにもなりますが、
本が旅をするのに“ブッククロッシング”は、素敵な船なのではないかと思います。
偶然入った場所で“自分を待っている本があった”なんて、とても素敵なことではないでしょうか?
そんな出会いを増やす活動だと思います。がんばってください。
私の本は、次はどなたの手に届くのでしょうか。楽しみです。

 


本、そして日本の文化や平和にも造詣の深い玉城さん、インタビューのお答えも物語のようで歌声のように澄んだ印象を受けました。
玉城さんご自身が、ブッククロッシングのような本の楽しみ方をしていらっしゃるようです。
しっかりとその感性で受け止めてくださり、本をリリースしてくださいます!
見つけた人は宝物ですね!でもぜひ旅をさせてくださいね~。